2007年05月16日

Flying Squirrel 回顧録 〜 4年目『結実』(2000.7-2001.6)

■『ギャグ王記念館』開設
 ……ええと、正直に申し上げますと、ギャグ王記念館の開設は2000年の3月下旬だったようです。なので、本当ならこの項目は前回のエントリに書かなくてはならなかったんですな。向こうに追記しようかとも思ったんですが、なんか前回はやたらと長文になっているので、これ以上文章量を増やすのも些か気が引ける。ということで、あらかじめお断りを入れつつ、こちらに書くことにします。あしからず。
 ギャグ王事務局の閉鎖から1年ほど経つと、休刊のショックもすっかり癒えて、手元に残っているコンテンツでまた何かできないかと、性懲りもなく考えるようになります。当時はわたしも元気いっぱいで、思い立ったらすぐ実行に移せるだけのバイタリティがありました。そんなわけで、既存のギャグ王レビューの他にギャグ王の作品年表なども加えて、『ギャグ王記念館』と銘打って公開に踏み切ったのでした。「ギャグ王作品年表」は、今でも資料的価値のあるコンテンツであると自負しております。まァ、それも所詮はRATOさんのデータベースをまとめたものに過ぎないのだけど。WikiにもRATOさんのほうだけ載ってるし(微妙に対抗心)

■ピークを過ぎて
 2000年になると、前の年の怪しい熱気もすっかり落ち着き、良く言えば平穏、悪く言えば閑散とした日々が続きます。ER以外のコンテンツを見直す余裕もできたので、サイト内を一通りチェックしたりもしました。そして、そこでようやく三笠山委員会の惨状に気づきます。それから一念発起して愛蔵版の署名運動を始めるわけですが、そのへんの経緯は以前に書いているので、ここでは省略します。あの嘆願書がエニックス編集部内でどう扱われたのかは、非常に気になるところです。速攻でシュレッダー行きに一票。
 まァ、そんな感じで、全体としてはのんびりまったりと運営していたわけですが、そのまったり感を象徴するようなコンテンツも立ち上げます。それが、脱力系独り言ページ『同じ穴の狢』でした。現在の『あんだんて』の前身ともいうべきページなんですけど、改めて読むと……アレですな。村上春樹と糸井重里の共著で『夢で会いましょう』というのがあって、どうも当時はそれにハマっていたらしく、モロに影響受けまくった文章が散見されます。こんなん公開していたのか、恥ずかしいなァ。個人的には黒歴史として封印してしまいたい。いわゆる若ハゲのいたわり……じゃなくて、若気の至りってやつなので、ご容赦を。

■小説SO2完結
 98年8月から月2回程度のペースで連載を続けてきた小説SO2も、この年の12月にめでたく完結を迎えることになります。蒔いたときには、ほんのちっぽけな種に過ぎませんでした。それがみるみる生長し、大輪の花を咲かせ、まさにこのとき、実を結んだのでした。この企画を最後までやり遂げたことに関しては、手放しで自分を褒めたいと思います。よくやった。あんたは偉い。そしてエロい。
 もちろん、Shiraさんの協力あってのことですけど。二人三脚だからこそ、途中で挫折せずに完遂できたんだと思います。毎回感想を書いてくれた常連さんがたにも、随分と支えられました。そういった意味でも、本当に幸運な企画だったんだなァと今さらながら実感しております。
 この企画はひとまずここで終了しますが、4年後、思わぬ形で「復活」することになります。まァ、その話はまた、そのときに。みんな知ってると思うけど。

■オフ会の開催
 小説SO2の完結から少し前の9月に、クロード編担当のShiraさんとオフで初めてお会いしました。Hallさん宅で座談会などもやりましたな。しかし、泥酔して部屋をうろついていた記憶しか残っていないのは何故だろうか(;´Д`) 別に酒乱じゃないけど、普段ほとんど飲まないですからねぇ。
 そして、完結後には初のオフ会も開催しました。参加してくださった皆様にはお世話になりました。わたしにとっても良い記念になりました。


■MIDIデータの削除
 
 2001年4月頃のFS。(Internet Archiveより)
 このあたりからHallさん提供の画像シリーズ(笑)になります。

 小説とともにわたしのサイトのメインコンテンツとなっていたMIDIライブラリですが、こちらも2001年の5月にコピー曲を全削除して、ひとつの区切りをつけました。理由はご承知の通り、JASRACがネットのコピー曲データの課金を始めたからです。これによりネット上のMIDIデータは激減し、耳コピという言葉も過去のものとなったのでした。まァ、この件に関しては今さら言及するつもりはありません。当時は掲示板等に色々と書いた覚えはあるけど。
 ただ、後からデータベースを調べて気づいたんですが、SOの曲はJASRACに登録はされているものの、その管理については「無信託」となっているんですね。つまり、曲の使用についてJASRACが口を挟める状態ではない。もちろん権利者であるスクエニ(当時はエニックス)からクレームが来ることはあるかもしれないけど、少なくともSOの曲の場合はJASRACから通達が来ることはなかったんじゃないかと思います(確証はありません) まァ、だからといってSOだけ残すってのもあからさまですしね。今はむしろ、無信託であるおかげでプレイヤーズ王国にSOの曲を置けないことのほうが不満だったりします。
 ちなみにコピー曲削除後は、友人連中のオリジナル曲を掲載した『NK3のぺえじ FS支部』として再出発しています。現在はユニットとしては活動休止中ですが、メンバーのひとりであるYさんからはソロで曲の提供があったりします。

■小説VP
 小説SO2の連載終了後は、小説関係では『少年探偵レオン』などをこまごまと更新していました。が、どうにも何となく物足りない。やっぱり本格的なものが書きたいなァ。ということで、相変わらず後先考えずに始めてしまったのが、VPのノベライズ企画でした。今回は単独での連載なので、果たして続けられるのかどうか、当初から不安視されていました。しかもエインフェリアのエピソードを全員ぶん書くという、SO2のとき以上に無謀極まりない構成にしてしまった。こりゃさすがに無理だろうと我ながら思っていたのですが、やっぱり無理でした(笑) それでもまだ、諦めきれないんですよね。自分で言うのもアレですが、出来は悪くないから。特にアリューゼとベリナスの回は、今でもこれだけのものが書けるか判らないというぐらい、(わたしにしては)クオリティが高いです。純文学的な匂いが苦手なひとには読みにくいかもしれないけど。このままお蔵入りにしてしまうには、どうにも勿体ない。でも続きを書くだけの余裕はない。そんなこんなで、今の今まで宙ぶらりんな状態になってしまっています。
 PSP版が出たときに、再開させようという機運が高まったこともあったんですけどね。結局ダメでした。また何かをきっかけにして書き始めることがあるかもしれないので、気長によろしくお願いします( ̄× ̄;

 4年目は小説SO2の完結など、大きな節目となった年でした。うちのサイトの10年間を前後期に分けるとするなら、まさしくここが境目になるんじゃないかと思います。そして、FSは後期へと突入します。内容的には前期よりかなり薄いものになりそうですが、まったりとおつき合いいただければ有難いです。


■Flying Squirrel 回顧録[目次]
  1. はじめに
  2. 1年目『未踏』(1997.7-1998.6)
  3. 2年目『加速』(1998.7-1999.6)
  4. 3年目『衝突』(1999.7-2000.6)
  5. 4年目『結実』(2000.7-2001.6)
  6. 5年目『錯誤』(2001.7-2002.6)
  7. 6年目『悲願』(2002.7-2003.6)
  8. 7年目『隘路』(2003.7-2004.6)
  9. 8年目『原点』(2004.7-2005.6)
  10. 9年目『再見』(2005.7-2006.6)
  11. 10年目『途上』(2006.7-2007-6)
  12. おわりに
posted by むささび at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔話
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